茨城症候群

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樹海

  • 2008年4月13日 04:35

「ねえ、明日、空いてる?」

高校二年の新学期に入って間もない週末、クラスメートの女子からこんな電話が掛かってきた。

彼女とは新しいクラスで初めて顔を合わせた全く親しくもない間柄だったから、電話が掛かってくるだけでも驚いたと言うのに、彼女は僕をデートに誘おうとしているのだ。恋愛には消極的な僕には、これまでなかなかそんな機会がなかったものだから、電話を受けた時はその相手が女子だと知って少し心が高ぶっていた。

女なら誰だっていいという訳ではない。僕にだって自由恋愛の権利はある。嫌な相手からの誘いであればもちろん断るし、そうでなければ歓迎だ。電話の彼女はとびきり可愛いとは言えなかったが、僕にとって彼女の外見には否定されるべき要素は見当たらなかった。

だから僕は即答した。

「あ、空いてるよ」

「じゃあさ、樹海行かない?富士の樹海」

しかしその行き先は、富士の樹海。僕には意味が解らなかった。

普通の男女のデートなら、遊園地だとか映画館だとか、そういう定番スポットというものがあるはずだ。僕の中での常識では、そうだった。それとも昨今では、樹海などの怪奇スポットが流行りになっているのだろうか?聞いたことがない。

「一緒に樹海へ行ってみない?」

黙っている僕に、彼女は応えを促すかのようにして言葉を繰り返した。

富士の樹海といえば、メリーゴーラウンドも観覧車もない。デートに相応しい場所とは、全く言えない。

一体どうして、彼女は僕をそんな樹海へなんかに誘おうとしているのだろう。まさか、僕と二人で心中でもするつもりなのだろうか。それは困る。僕はまだ死にたくない。それにだいいち心中するのなら、一緒に死ぬべき人間を間違えている。僕と彼女との間に、心中しなければならない何の因縁があるだろうか。少なくとも、僕には何もない。

「ねえ、行かない?」と彼女はなおも繰り返すから、僕は答えるより前に誘いの真意を問うた。

「行ってどうするんだよ」

「心中するの」

僕は彼女のその答えに、絶句した。心中。やっぱり、いや、まさか。これは冗談だ。何かの悪い冗談に違いない。今日はエイプリルフールだっただろうか?違う。もうそんな日はとっくのとうに過ぎた。エイプリルフールでもないのに、ふざけた冗談を吐くなんて、なんて悪趣味な人間だ。後でこれが冗談だとしたら、彼女とは一切口を聞いてやらないことにしよう。僕はそう決めた。

しかし彼女は、至って普通の声で続けた。

「ねえ、行こうよ、樹海」

「おい、ちょっと、心中、って冗談だろ?」

「本気だよ。ねえ、行こう。心中しよう」

僕とは対照的に、彼女の声からは動じる様子が全く感じられなかった。その平常さが、却って恐ろしく感じられた。彼女は、本気で僕と心中しようとしているのかも知れない。

僕は一刻も早くこの気味の悪い電話を切りたいと思ったが、途中で切ってしまっては気持ちが悪い。嘘でした、と吐かせるなり、本気の誘いだとすれば断るなりしなければならない。

「その、冗談だったとしても、僕は樹海には行くつもりはないし、心中も御免だよ」

「えー?冗談じゃないってばあ。行こうよ、樹海。しようよ、心中」

彼女は駄々をこねる。その様子が少し可愛く感じられたものの、その中身はとんでもない。樹海へ行って心中しよう、と駄々をこねているのだ。僕には、彼女がどこまで本気か分からなかった。

「ほら、さ、デートなら、もっといい場所行きたいんだけど。ワープステーション江戸とか、僕は行ってみたいなあ」

そうだ。デートには、それに相応しい場所があるのだ。樹海で心中なんてデートは考えられない。

「はあ?デート?違うよ。心中だよ」

彼女はデートでも何でもない、ただの心中だと不満げに言う。確かにそれはそうだ。心中はデートではない。しかし、一体何故僕との心中にしつこく拘るのか理解が出来ない。そもそも人を心中に誘うなんて心理も理解出来ない。

理不尽さが心の中でうずたかくなっていき、僕は怒った。

「あのね。もういい加減にしてくれ!樹海だの心中だの、やりたいなら一人でやれよ!」

「……そう。そっか。じゃ、バイバイ」

僕の怒声の後に彼女の声が急に萎んだと思ったら、すぐに切れてしまった。週明けに彼女に会った時には、この馬鹿らしい電話の真意を問い詰めてやろう。僕はそう思っていた。


週明けの月曜日、彼女は学校には来ていないようだった。いつもなら彼女のいるはずの席には、誰も座ることがない。僕はその一日中空いた席が視線に入るごとに、変な胸騒ぎを感じた。

翌日も、翌日の翌日も、そのまた翌日も、彼女は学校へ来なかった。僕はだんだんと不安を募らせていた。

『樹海だの心中だの、やりたいなら一人でやれよ!』

まさか、まさか。僕は自分の言った言葉が、彼女にどのような行動を取らせたであろうかを考えると、落ち着いて下らない授業を聞いていられる場合ではなくなってしまった。

授業を抜け出し、公衆電話から彼女の家へと電話を掛ける。電話に応対したのは、彼女の母親だった。

「……それが、帰って来ないんです。日曜日から、あの子、いなくなってしまったんです」

声の様子から、相当憔悴していることが感じられる。彼女の母親に聞くところによると、今週から家を抜け出して帰って来ていない、おそらく家出であろうから、捜索願を出した、という。

「……あなた、あの子の友達ですか?」

「ええ、まあ、そうです」

あの一件で声を交わしただけだけれども、いちいち説明するのも面倒だから友達ということにしておく。

「うちの子、おかしな様子、ありませんでした?」

おかしな様子。その様子そのものの電話が、あの日僕には掛かってきている。僕はその電話での会話について明らかにするべきか否か、大いに迷った。

『樹海だの心中だの、やりたいなら一人でやれよ!』

この一言が彼女を家出への決意に至らしめたのであれば、僕は非難されるべき人物となる。ましてや、彼女の決意が万が一"一人での心中"という行為の実行に移されていたとすれば、僕は、僕は……。

「ええ、特におかしい様子はありませんでした」

だめだ。僕は僕自身が背負うであろう重圧には、耐えられそうもない。それならば、心の隅の堅牢な箱に、一生あの出来事を閉じ込めておけばいい。そう、僕は何も知らない。何も知らない人間なんだ。

「ただ、樹海がどうとか……。樹海、富士の樹海です。そこに行ってみたいというようなことを言っていたような気がします」


その翌々日、彼女が渋谷で保護されたという話を聞いた。同じ家出少女という境遇の二人と共に、ほぼ一週間、寝ずに渋谷中を遊び歩いていたという。

その後、彼女は学校に再び顔を見せることもなく転校していった。今はお互いに21歳という年齢になったはずだが、彼女がどうなっているかは知らない。元気でいれば元気でいてくれればいいが、そうでなくとも僕にはもう関係のないことだ。初めから関係なんてなかったのだから。

arrogance

  • 2008年4月21日 03:19

ひゃっ!人間か?あんたは、人間か?なんだい、そんな物騒な格好して、俺を殺そうって言うのかい?……やめておくれ!殺さないでおくれ!殺す前に、話を聞いておくれ!頼む、頼むよ!

そう、そうそうそう、解ってくれればいいんだ。取り敢えずさ、そのおっかない鉄砲を後ろへ置いてくれないかな。俺、嫌なんだよね。鉄砲を見るのって。

まあ、あんたは俺を殺さないで話を聞いてくれると言うから信じるけど、俺ね、あんたら人間に殺された仲間をウン十羽も見てきたわけだ。その鈍く輝いた鉄砲でね、パーンと撃たれちゃってね、ぴくりとも動かなくなっちまうんだぜ。ああ恐ろしい恐ろしい。俺は鉄砲で撃たれる夢を見るほど、あんたらに殺されるのが怖いんだよ。

でもまあいい。俺は目の前にいるあんたを信じるよ。ほら、一期一会って言うじゃないか。ウサギの俺と人間のあんた、ここでばったりと会ったのも何かの運命だろう。もしかすると、俺はあんたのご先祖様の生まれ変わりかも知れないよ。無駄な殺生はやめろ、ってご先祖様が俺に生まれ変わって、あんたに警告しに来たんだ。きっとそうに違いないよ。絶対そうだ。

しかしまあ、人間ってのも厄介な生き物だよな。何もさ、あんな鉄の玉をびゅーんと飛ばして俺たちを殺さなくてもいいのにさ。あれ、撃たれる方の痛みを知ってる?知らないよね。人間は撃つ側なんだから。まあ俺も撃たれたことがないから知らないんだけど。

撃たれた仲間は、息絶える間際にこう言っていたんだ。「ああ、痛い、痛い、痛いよ、母ちゃん」って。か細い声でね。大きな声も出せないほど痛い、だけどその小さな声で痛みを伝えているんだ。どれほど痛いかってのが解るだろう?そいつは痛い痛いと言いながら、死んでいったんだ。痛かったろうねえ、痛かったろうねえ……。でも弔う間もないよ。人間は撃ったウサギを取りに来るんだ。ざっざっ、と人間が近付いてくるから、俺たちも撃たれるかも知れない、だから逃げなきゃならないんだ。でも死んだ仲間を振り返っちゃだめだ。必死で俺たちは逃げなきゃならない。

……ねえ、俺たちウサギって美味しいのか?いや美味しいとかどうとか言う以前に、俺たちを食べないと、あんたら人間てのは生きていけないのか?違うだろう?俺、前に人間の村へ迷い込んだことがあるんだけどさ、豚やら牛やら魚やら食べてたじゃん。美味そうに。だからさ、何も俺たちを食べないでもいいと思うんだよね。

あのね、この山のウサギの数、どんどん減ってるんだよ。あんたらは知らないだろうけどさ。まあ知らないからどんどん狩りをするんだろうね。あのさ、俺たちが一年で何羽増えると思ってるの?ゾウリムシじゃないんだから、細胞分裂するわけがないじゃない。人間と同じように交尾してね、一ヶ月かそこらで子供を産むんだよ。十羽くらい産まれるんだけどさ、半分くらいすぐに死んじゃうわけ。丈夫に育つのは二、三羽だ。まあだいたいこの山全体だと、一年で数百羽くらい産まれるんだろうね。それをさ、人間は一日に十羽狩ってるんだぜ?どう考えたって、俺たち減っちゃうじゃん。

だからね、俺が言いたいのは、ウサギ狩りはもう止めてくれないかな、ってこと。ほら、いい機会だろう?俺はあんたのご先祖様の生まれ変わり。運命的な出会いだ。あんたも俺の話を聞いてくれた、分別のある人間だ。それなら、これ以上言わなくても解ってくれるだろう?

ん?なに、商売だって?商売だから仕方がない?……商売って何なのさ?俺たちウサギがこの山からいなくなってもいいのか?そんなに商売ってものは大切なものなのか?まあさ、商売ってものがいかに大切だとしてもだよ、俺たちがいなくなったらどうするんだい?あんたらの食べるものがなくなっちゃうだろ?

ん?なに、ウサギがいなくなっても牛や豚や魚を食べるって?……おい、そりゃどういうことだよ。じゃあ初めっからウサギ狩りなんてよせばいいんだよ。何で俺たちを食べるの。俺たちじゃなくてもいいなら食べなきゃいいじゃないか。やめて、俺たちを食べるのやめておくれよ。

お、おい、ちょっと、冗談だろう?俺に鉄砲なんか向けちゃって。え?これも商売だって?……何なんだよ!商売って何なんだよ!商売、商売って


「大将、今日はでかいウサギが獲れましたぜ」

「ほう、こりゃ目出度え!きっといい金になるぜ、こいつぁ」

掲示板荒らし

  • 2008年4月26日 04:41
11: 名前: remi 投稿日: 2008/04/20(日) 22:09:22
あずさ、今日って部活あったん?
12: 名前: あずさ 投稿日: 2008/04/20(日) 22:10:44
ぶかつあった。ちょー疲れた
あのクソ先公にいびられて、居残り練習させられて遅くなった
何なのあいつ
ボコボコにしてやりたいんだけど
13: 名前: 名無し 投稿日: 2008/04/20(日) 22:11:32
ヒャッハー!!!鼻毛鼻毛ヒャッハー!!!
14: 名前: あずさ 投稿日: 2008/04/20(日) 22:12:30
なんか変なの湧いてきてんだけど
15: 名前: 名無し 投稿日: 2008/04/20(日) 22:12:47
あずさ鼻毛鼻毛ヒャッハー!!!
あずさ鼻毛鼻毛ヒャッハー!!!あずさ鼻毛鼻毛ヒャッハー!!!
16: 名前: 名無し 投稿日: 2008/04/20(日) 22:13:04
あずさ鼻毛鼻毛鼻毛鼻毛ヒャッハー!!!あずさ鼻毛鼻毛鼻毛鼻毛ヒャッハー!!!あずさ鼻毛鼻毛鼻毛鼻毛ヒャッハー!!!あずさ鼻毛鼻毛鼻毛鼻毛ヒャッハー!!!あずさ鼻毛鼻毛鼻毛鼻毛ヒャッハー!!!あずさ鼻毛鼻毛鼻毛鼻毛ヒャッハー!!!

投稿ボタンを押すと、俺は一息ついてディスプレイに映った画面を眺めた。そしていつものように、こう思う。ああ、また始めてしまった、と。

俺はもう、掲示板荒らしが止められない人間になってしまった。これまでに、数十の掲示板を荒らして閉鎖に追い込んでいる。何故荒らすかと一般の良識ある人は問うかも知れないが、答えは一つ。快感だから。

普通の人間なら、掲示板を荒らすような投稿をすることはないだろう。不快な掲示板なら、見なければいいだけのことなのだから。けれども俺は違う。少しでも不快な掲示板を見付けると、俺は何とかしたい気持ちに取り憑かれて、ああ荒らしたい、荒らしたい、と心が自然と暴走してしまうのだ。きっと麻薬中毒者と同じ心理なのだろう。やめたくなっても、やめられない。

俺が今まで荒らした件で警察などに捕まることは、ない。断言してもいい。俺が荒らした掲示板は、全て個人が管理している掲示板だ。個人が「インターネットの掲示板が荒らされた」というだけで、面倒な被害届の手続きやら何やら行うのはただの時間と体力の損である上に、荒らされて閉鎖に追い込まれた以外には特に被害のない、大して重要な案件でもないから、警察もろくに捜査などするわけがない。俺はその点を理解していて、荒らしているのだ。だから単純に荒らすだけで、名譽毀損や脅迫めいた内容は投稿しない。被害が実際に具体性を持った人的被害に及ぶ可能性を示す性質が投稿内容にない限り、荒らされた側も警察も動かないのだから。

その一方で、徹底的に閲覧元を隠蔽している。備え有れば憂い無し、ということだ。海外のホスティングサービスを利用し、そこのシェルアカウントを使いサーバへログインする。そしてまた別のホスティングサービスへログインする。そしてまた別の海外のホスティングサービスのサーバ上に、ウェブプロクシとして動作するプログラムを置いておき、ログインしている二つのホスティングサーバとプロクシサーバ、三つのサーバ経由でそのプログラムを利用する。またそのプログラムは上位のランダムなプロクシをCONNECTメソッドを利用して二つほど経由することになるから、並列・直列併せて理論的に三層の緩衝帯を間に挟んで、現在俺は荒らしを行っていることになる。


荒らして何が楽しいのかと言われても、荒らすこと自体が楽しいから、としか言いようがない。確かに荒らしを行っている最中は気分がいい。掲示板の連中の中にはわざわざご丁寧に注意を繰り返す人間もいるが、それは全く無駄なこと。こっちは聞く耳なんて持っちゃいない荒らしだ。潰れるまで荒らす。それだけが目的なのだから。

それじゃお前自身は掲示板が荒らされたことがあるのか、と言う人がいれば、その答えとしてイエスと言うだろう。以前、俺は当時飼っていた猫に関するウェブサイトを開いていたことがあったのだが、ある日突然何処から湧いてきたのか訳の解らない連中にサイトの掲示板を荒らされた。猫を虐待しているだのメス猫を自分の慰みに使っているだの、根も葉もないことを書かれた上に、サイトに載せていた飼い猫の写真を改変して、口にするのもおぞましい写真へと仕立て上げられたこともある。俺はもうこの件でインターネットが怖くなって、サイトを閉じてしまった。

少なくとも俺は荒らされた当事者であるから、荒らされる側の心理は理解しているつもりだ。荒らされれば、悲しい。まるで大勢の人間に四方八方を囲まれて、自分の存在を否定するような罵倒を一斉に浴びさせられるようなものだ。まず悲しいことは間違いない。そして次第に、心の内から真っ黒な怒りが込み上げてくる。あいつらは、何故俺にこんな酷い仕打ちをしたのだ?何故俺だけこんな目に遭わなけりゃならない?

そしてその後には、反省と後悔というスプリンクラーが心を冷ます。俺が飼い猫を猫じゃらしまみれにして遊んだ動画なんて公開したからいけなかったんだ。何も不特定多数の人間が存在するインターネットという空間に、あんな動画を公開しなくたって良かったのだ。俺は馬鹿だ。インターネット上には、どんなに小さくともプライベートな情報は絶対に書き込んではいけない。そうでなければ、傷付くだけなのだ。そんな結論に達して以来、俺はインターネット上では自分の個人情報はおろか、日頃の出来事や意見を一切書き込まないことにしている。


そしていくらか月日が経った頃、俺は嫌な掲示板を目にした。おそらく成人男性たちであろう、彼らが卑猥な児童ポルノ画像をアップロードしながらこれまた卑猥な内容の雑談をしている掲示板だった。気持ち悪い。その掲示板を見た、俺の率直な感想だった。

どうしてこんな掲示板が存在しているのだろう。吐き気がする。俺にはその掲示板で扱われる趣向を理解できなかったが、実際にこう賑わっているのだからそのような趣向を持った人間が存在しているということだろう。そんな人間は、許し置けない。そしてそんな人間が集う場所は、なくなってしまえばいい。潰れてしまえばいい。

そして俺は書き込んだ。

No3743 no name 2007/11/25 21:35 10.212.48.4
この掲示板最悪ですね。警察に通報しておきます。

実際に通報する気なんて俺にはなかった。ただ、通報すると行っておけば掲示板の連中も怯えて書き込む気が失せるだろう、と思ったからそう書き込んだ。しかし、そんなことはなかった。

No3744 ジョージ☆桜谷 2007/11/25 21:51 10.67.38.188
>>3743 お前アホかwwww勝手に通報しろドアホwwww
ここアメリカの鯖だぜ?アメリカの鯖でやってることに日本のポリ公は手が出せねーんだよ!
ガキはメシ食ったら寝ろwwwwクソガキwww

そんな返信が来た後、「ジョージ☆桜谷」は何事もなかったかのように猥褻画像を肴に雑談レスをしていた。色がいいだの、形がいいだの、趣向のベクトルが違えば良い芸術鑑賞家にでもなっていたのだろう。もったいない。

そして腹が立った。日本の法律が及ばないのをいいことに、やりたい放題の連中。それを目の前にして、俺には何もできないというのだろうか。……いや、できる。逮捕なんてさせられなくても、懲らしめることはできる。荒らしだ。掲示板を荒らして、画像ログを流してやるのだ。そうすれば、こいつらは大好きでたまらない猥褻画像を見られなくなる。やってやる。俺はやってやる。

No3749 変態どもに制裁を 2007/11/25 22:10 10.212.48.4
おい変態ども、お前らクズだな
ゴミ以下のクズだよ
ゴミと一緒に燃やされちゃいなさい
No3750 変態どもに制裁を 2007/11/25 22:10 10.212.48.4
おい変態ども、お前らクズだな
ゴミ以下のクズだよ
ゴミと一緒に燃やされちゃいなさい
No3751 変態どもに制裁を 2007/11/25 22:11 10.212.48.4
おい変態ども、お前らクズだな
ゴミ以下のクズだよ
ゴミと一緒に燃やされちゃいなさい
No3752 変態どもに制裁を 2007/11/25 22:11 10.212.48.4
おい変態ども、お前らクズだな
ゴミ以下のクズだよ
ゴミと一緒に燃やされちゃいなさい

どうやらこの猥褻掲示板には連投規制がないらしい。おかげで上のような文章を20ほど投稿して、2ページ分のログを流すことができた。文面はどうでもいい。ただログさえ流せればそれで良かったのだから。

しかしここで、ログ流しの中で別の人間による投稿が新たにされていることに気が付いた。

No3759 変態どもに制裁を 2007/11/25 22:13 10.212.48.4
おい変態ども、お前らクズだな
ゴミ以下のクズだよ
ゴミと一緒に燃やされちゃいなさい
No3760 濡れ濡れ魔人 2007/11/25 22:13 10.14.233.92
ねえねえ荒らし君、IP丸見えだよ
No3761 変態どもに制裁を 2007/11/25 22:13 10.212.48.4
おい変態ども、お前らクズだな
ゴミ以下のクズだよ
ゴミと一緒に燃やされちゃいなさい

俺はその「濡れ濡れ魔人」の書き込み内容にぞっとした。投稿元を示すIPアドレスが表示されていることに、今まで全く気が付いていなかったのだ。

つづく

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